| 遺産分割前の収入の配分 |
遺産分割が確定する前に発生した賃借料や配当などの収入(法定果実)をどう分配するのかについて、最高裁判所が「法定相続割合に応じて取得すべき」との初めての判断をしました。いままでも下級審の判例や学説では、「数年かかってしまう協議では法定相続分で分割を」という説と、「共有財産として分割協議が必要」と言う説と統一的な扱いになっていませんでした。
税務の実務面では、未分割遺産にかかる収入については法定相続割合で申告するという取扱いをしていますが、その年内に分割協議が終わった場合などは当初の財産による収入として申告するという裁決もあります。ここでも判例のように統一されてはいませんでした。今回の判断で統一的な扱いになっていきます。
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| 医療費の抑制と効率化 |
医師らの団体「医療事故調査会」が医療事故の7割超が医師らのミスと発表しました。鑑定した733件のうち7割超が医師らのミスによるもので、4分の3で医師の技量不足があり、診断ミスが多いとのこと。患者への説明が十分でなく、トラブルになるケースも増加が続いているといいます。
財政状態のうえで医療費の抑制が大きな課題となっています。
身体の小さな小児は薬量も体積も当然小さい訳ですが、と言って診療単価が低くていいというものではありません。緊急な診療を必要とする度合いは成人より多いかもしれません。小児科診療報酬は他の科などより低く、過重な労働と言うことで小児科医のなり手が全国的に減少しています。必要な治療が受けられなければ子供を産みたくても安心できません。過剰な医療費や医師の技量不足、診断ミスはごめんですが、少子高齢化社会に向けても必要な医療を効率的に行っていくことと予防医療が重要ではないでしょうか。
企業経営に於いても総経費の削減ばかりにとらわれず、効率化とのバランスを考える必要があります。
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| 金融環境 |
先日、中小企業家同友会で「金融環境」の勉強をしました。中小企業にとって金融環境はとても厳しいものがあります。企業経営者である講師が、最近の金融情勢の動向や信用格付けや、実際の融資の際の金融機関特に保証協会との交渉経過、自社の財務強化の施策の重要性、さらに金融機関とのコミュニケーションの大切さなどを話され、それについて参加経営者が討論をするというものです。 その中では経営計画や経営指針などをツールに金融機関側に積極的にアタックしていくことが、経営者の質と企業の格付評価の向上につながるとの意見が多く出ました。外部に夢を語れる経営者になり、財務体質を強化するという自助努力が必要であり、金融機関と情報の共有を行なっていくことが大切との結論でした。大変勉強になりました。
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